広色域の画像データAdobeRGBに対応いたしました。
じゃすだっくフォトグラフィーは、今般設備導入および、ワークフローの見直しを行い、従来のsRGBによるカラーマネジメントに加えて、より広い色域表現をカバーできるAdobeRGBに対応いたしました。
AdobeRGBによる納品をご希望される場合は、その旨お伝えいただければ対応いたします。
また、用途や設備に応じてどちらがより適切か等の相談も受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
AdobeRGB と sRGBの違い
The original uploader was Cpesacreta at English Wikipedia. / CC BY
Adobe RGBはAdobe Systems社によって提唱された色空間の定義で、sRGBより広いRGB色再現領域を持っており、特にG(緑)方向に広い色域を持つ色空間です。
印刷や色校正などでの適合性が高く、DTPなどの分野で使用されることが多い規格です。
対して、sRGBは国際電気標準会議 (IEC) が定めた国際標準規格です。
一般的なモニタ、プリンタ、デジタルカメラなどではsRGBに準拠しており、対応している機器が非常に多いことから最もポピュラーな規格といえます。
AdobeRGBに対応していない機器でAdobeRGBを出力した場合、自動的に対応可能な色域に変換され、くすんだような色味に仕上がってしまいます。